PROJECT 01

第1回の様子

考えて、選んで、形にして、伝える。
この夏、4人の子どもたちと実際に進めている全5回の流れです。

  1. 01

    わたしを知るデザイン

    どんなきもちを「ぬの」にする? まずは自分に聞くところから。つかう人を想像して、何をつくるか決めて、世界にひとつだけの柄を考えます。

    ここで大切にしていること

    「なんでこれにしたの?」と聞くと、「なんとなく!」と返ってくることもあります。でも最初はそれでいいと思っています。話しているうちに、その子なりの理由が見えてくる。その瞬間が、私は面白いんです。

    ホワイトボードに書かれた3つの問いと、デザインシートに向かう子ども
    この日にやることは、3つだけ。
    書き込まれたデザインシートと手元
    デザインシートは、Shivakoの手づくりです。
  2. 02

    柄を、設計する

    思いついた絵を、繰り返しても成立する「柄」にしていきます。配色も自分で決めます。ここからはファッションデザイナーと同じ考え方です。

    ここで大切にしていること

    失敗しない方法を選ぶ子がいました。前の私なら「もっと挑戦してみよう」と言っていたかもしれません。でも、その慎重さも、その子の考え方です。だから「こっちの方がいいよ」は言いません。その一言で、子どもの思考が私の思考になってしまうかもしれないから。

    タブレットで柄を描いている子ども
    手で描いた絵を、デジタルで柄にしていきます。
    テーブルを4人で囲んで作業している様子
    同じ机で、それぞれのペースで。
  3. 03

    布になって、返ってくる

    考えた柄が、実際の生地になって届きます。細部を決めて型紙をつくり、自分でピンを打って裁断します。

    ここで大切にしていること

    完成まで何度も考え直す子がいました。最初は「なかなか決められないんだな」と思っていました。でも違った。その子は完成を思い描いて、そこまでの道筋を考えていた。「悩んでいる」じゃなくて、「見通している」だったんです。

    子どもたちがデザインした柄が実際の生地になったもの4種類
    4人が考えた柄が、本当に布になって返ってきました。
  4. 04

    はじめてのミシン

    ミシンを踏みます。次はロックミシン。初めての道具が続きます。

    ここで大切にしていること

    初めてのことは、大人でもこわいものです。それでも「こわいけどやってみたい」という気持ちが生まれてくれたとき、私はいちばん嬉しい。信じてくれてありがとう、と思います。

  5. 05

    仕上げて、伝える

    自分の手で仕上げます。そして、なぜこの形にしたのか、誰に着てほしいのかを話します。

    ここで大切にしていること

    作ったものを見せるためだけに、伝える時間を作っているわけではありません。人に伝えようとすることで、自分でも自分のことが少し見えてくる。デザインは、誰かに届いて完成だと思っています。

第4回・第5回の様子は、進み次第この場所に追加していきます。

RUNWAY

そして、ランウェイへ

今年の冬、Studio knotでひとつ大きな挑戦をします。
子どもたちが、自分でデザインした服を着てランウェイを歩く。
そんなファッションショーに挑戦しようと思っています。

もちろん、完成した服を見てもらうだけではありません。

  • どうしてこの形にしたの?
  • どんな人に着てほしい?
  • 何を一番大切にしたかった?

そんな問いと思考を重ねながら、
一人ひとりが自分だけの一着をつくります。

デザインは、誰かに届いて完成だと思っているので、
作って終わりにはさせたくないと思っています。

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